英語留学というとどこの国を思い浮かべますか?
以前はアメリカ、イギリスと言った英語圏のみが選択肢でしたが、最近はフィリピンをはじめとした東南アジアなど、英語を公用語とする国への留学も一般的になっています。
その中でも、親子で留学する場合にフィリピンをおすすめする理由をご説明します。フィリピンは語学学校も多く小学生・中学生の夏休み期間など短期での留学もとても人気です。
フィリピン渡航歴10回、フィリピン親子留学5回の私モモシロが、フィリピン親子留学の魅力をお伝えします。
親子留学するならフィリピンがおすすめの理由
私が親子留学先としてフィリピンをおすすめする理由は以下の5つです。
- 日本から近い
- 子供に優しい
- プールやマリンアクティビティを楽しめる
- 平日3食付き・掃除洗濯サービス付き
- 物価が安い
これらの理由について詳しく説明していきます。
1. フィリピンは日本から近い
直行便のあるセブやマニラまでは飛行機で4~5時間程度。
長時間のフライトはお子さんが飽きてしまったり親の負担も大きいのですが、この程度ならなんとかなりますよね。
時差も1時間(フィリピンが1時間遅い)だけなので、辛い時差ボケがないのも嬉しいです。
ただし、直行便で行けるセブではなくドゥマゲテなどの地方に行くときは、ここからさらに乗換が必要なのでちょっと難易度が上がります。
子連れの移動で大変な思いはしたくないですよね。
私は自分でも乗り換えがとても不安だったため、行き方や乗り換え方法などについて散々調べたので、かなり詳しくなりました(笑)。
今では負担ができるだけ軽くなる方法で移動できていますので、飛行機選びや乗り換え方法のコツなどについては別記事でお伝えしますね☆
2. フィリピンの国民性?みんな子供に優しい
出生率が高く子供が多いフィリピン。
フィリピンの国民性もあり、子供が大好きな人が多いです。
先生もとっても子供の扱いが上手で優しく、子供への接し方にはいつもとても驚かされます。
外出しても子供禁止の飲食店などもなく、日本と違って子供の行動にも寛大です。
それどころかお店や飲食店でも気軽に話しかけてきてくれたり、困っていると助けてくれたりします。
外出時に子連れという理由で気を遣ったり肩身の狭い思いをすることは一切ありませんでした。
ショッピングモールに行くとキッズプレイエリアがあり、そこで子供を遊ばせることができます。
大型モールにはトランポリンやボールプールなどの大型遊具もありますし、敷地内をミニ機関車が走っていたりします。
子供も大喜びでしたが、施設や遊具がたくさんありすぎて、滞在中にすべて利用することはできないほどでした。
子供を連れて出掛けるとき、精神的にとても楽です。
周囲がおおらかで、母親がリラックスしていると、子供も不思議と困るようなことをしないんですよね。
フィリピンのベビーシッターさんのクオリティも高いです。
親のレッスン中、小さい子はベビーシッターさん(ヤヤさんと言います)にお願いすることになりますが、しっかり見てくれるので安心して預けることができますよ。
(ただし、きちんと親子留学に対応している語学学校経由でお願いできるシッターさんであれば・・・)
フィリピンでは「Baby」という言葉をどうやら日本の感覚よりももっと大きな子にも使うようなんですね。
たとえばこの写真の娘は当時6歳でしたが、いろんな場面で「Baby」と言われました(病院でまだbabyだから小児科に行きなさいなど)。
日本だともう6歳だから歩きなさい!と言われそうですが、シッターさんは嫌な顔をせず抱っこやおんぶをしてくれました。
甘えたいときは甘えさせてくれる、子供が子供のままでいられる。
子どもにとっても安心して過ごせる国です。
3. 休日はプールやマリンアクティビティを楽しめる
フィリピンは7000の島からできている国。
世界的に有名なボラカイやエルニドと言った美しいビーチがあります。
気候は一年中温暖で、雨季と乾季があるものの、1年中マリンアクティビティを楽しむことができます。
セブ島からも、日帰りで気軽に遊びに行ける島がたくさんあり、アイランドホッピングやシュノーケリングを楽しむことができますよ。
平日はしっかり勉強して、週末は子供と楽しむ!
フィリピン親子留学ではこれが可能なんです♪
週末はぜひぜひお子さんと近隣ビーチや離島に足を伸ばしてみてください。
海だけではなく、リゾートホテルのデイユースなど、プール施設も充実しています!
セブですとシャングリラマクタンリゾートやクリムゾンリゾートのプールがデイユースもできて人気です。
Jモールセンターにあるスカイウィーターパークもかなり魅力的
留学期間の前後で、小旅行をするのもいいですね。
我が家は学校を卒業した後に、ホテルに滞在して数泊してから帰国しています。
4. 平日3食付き・掃除・洗濯サービス付き
子供が一緒だとどこにいてもやることはたくさんありますよね。
でも、せっかく英語の勉強をしに外国に来ているのだから、日本にいるときのように食事の準備や身の回りのことに追われてしまうのはもったいないです。
フィリピンの語学学校は、日本での母親業をお休みできるようなシステムになっています。
まず、食事は平日3食提供されるか、オプションでお願いできるところがほとんどです。
また、語学学校の費用にお洗濯や部屋の掃除代が含まれているところが多いです。
親子留学を受け入れている語学学校であれば、ベビーシッターを紹介・派遣してもらえます。
5. 物価が安い
フィリピンの都市部は物価が年々上昇しています。
それでも日本と比べるとまだ安く生活することができます。
たとえば、マッサージは日本の10分の1の料金で受けられますし、タクシーも日本より気軽に乗れる料金です。
息子を連れて行った床屋さんは50ペソ(約100円)でした。
セブにあるミシュランを獲得したレストランは日本では考えられないようなお手軽価格でした。
日本ではちょっと奮発しちゃおうかな、というようなご褒美サービスも、フィリピンでは気軽に受けられるんです。
ただし、都心部を中心に物価は年々上昇しているため、ものによっては思ったほど安くならない場合もあるので注意が必要です。
フィリピンに行くと日本でのワンオペってなんだったんだろうというくらい精神的に楽です。
治安について心配する方もいらっしぃます。
治安についてはこちらの記事を参照してください。
フィリピン親子留学をおすすめしない人
しかしながら、親子留学先としてフィリピンが向いていない人もいます。次のような方には、別の国のほうが向いているかもしれません。
- 臨機応変に対応するのが苦手
- 不便さを受け入れられない
フィリピンは日本と比べてまだまだインフラが整備されていなかったり、日本と同じレベルの利便性を求めるのは難しいです。その不便さを割り切って楽しめるような方のほうがフィリピンは向いていますが、そうではないと不満が大きくなるかもしれません。
また、安さを一番に考えて選んでも、日本と同様のサービスクオリティを求めると結局日本とかわらないくらいのお金がかかってしまったりします。この点は注意が必要です。
最後に
フィリピンの魅力はたくさんありますが、1週間から気軽に留学できるのも1つのメリットです。英語の勉強だけではなく、親子でのたくさんの経験ができる親子留学について、情報発信をしていきますので気になる方はぜひ他の記事も読んでくださいね。
その他のフィリピン親子留学の基礎知識については、こちらをご覧ください。