ひとえに親子留学といってもいろんな選択肢がありますが、6つの項目をしっかり決めることで、遠回りすることなく、あなたにピッタリの留学先を選べますよ♪
① 目的をしっかり決める ~だれが、どうなりたいのか?~
留学先を決めるにあたって一番大事なこと、それは『目的をしっかり決める!』です。
目的というのはズバリ、留学によって『だれが、どうなりたいのか?』ということ。
・『だれが』
⇒ 国によって受入可能な年齢、親子プランの有無もバラバラ!
子どもだけが?親子で?子どもの年齢は?
・『どうなりたいのか』
⇒ 英語ペラペラになりたいのか、英語を楽しみたいのか
まずは、留学の目的をはっきりさせましょう!
たとえば、外国人の友達に
「日本語ペラペラになるために留学したいんだけど、どこがいいかな?」と相談された場合、
よほどの理由がない限り、訛りが強く、外国人向けの学校がないような地域はおすすめしませんよね。
スタンダードなところで、東京の語学学校がありそうな場所をおすすめするでしょう。
「日本語を学びながら、日本の海も満喫したい」と言われたら、海なし県はNG。
「お寺などをたくさん巡りながら、日本語を覚えたい」と言われたら、語学学校ではなく、京都のシェアハウスなどが合っているかもしれません。
このように、留学の目的によってあなたにぴったりの場所は変わってきます。
まずは、あなたの留学の目的「だれが、どうなりたいのか」をしっかりと決めましょう♪
② 対象年齢
国によって、受入可能な年齢(対象年齢)が変わってきます。
フィリピンには0歳から受入可能な学校が多数あります。
(さすがに0歳の赤ちゃんにはレッスンではなくシッターという形です^^)
たとえば、お母さんがレッスンを受け、
その間赤ちゃんはシッターサービスで英語の音楽やリトミックを楽しんだり。
上のお子さんはマンツーマンレッスン、
下の赤ちゃんはシッターサービスといったことも可能です。
赤ちゃん連れのご家庭には嬉しいサービスですよね!
オーストラリアは幼児教育が盛んで、語学学校というよりは、現地のプリスクールやキンダーガーデンに短期入学するプランが多いです。
アメリカ・カナダでは比較的高めの年齢からになるので、親子留学というよりは子どもだけの留学と考えた方が良さそうです。
ハワイは例外で、赤ちゃんと一緒プランやプリスク―ル・キンダーガーデンに短期入学するプラン、サマープログラムなど豊富にあります。
(ただし、お値段もセレブ価格・・・)
③ 授業スタイル
学校にもよりますが、一般的に下記の通りです。
マンツーマンのレッスンならフィリピンです。
他の国ではほとんどマンツーマンは実施されていないかオプションとなり、かなり高額になります。
フィリピンでもグループレッスンを取り入れているところもありますが、基本的には5~6人の少人数のところが多いようです。
一方、アメリカなどのグループレッスンは10~20人と多く、学校のようなスタイルです。もちろん座学だけではなく、海外ならではのディスカッションを楽しめたり、大人数ならではのメリットもあります。
子どもによって、マンツーマンでないとなかなか馴染めなかったり、逆にグループの方が楽しく学べたりとさまざまですので、レッスンを受けるお子さんの適性によって選ぶのがおすすめです。
④ 滞在スタイル
学校によっては複数の滞在スタイルを用意しているところもありますが、一般的にはこんな感じです。
寮の方がプライベートが守られ、落ち着いて生活できますが、英語を学ぶ環境としてはホームステイの方が最適かもしれません。
⑤ 予算
理想はあれど、無視できないのが予算です。
主な費用としては、下記のとおり。
・宿泊費
・渡航費
・現地での生活費
・準備費用(パスポート・ビザなど)
当然、物価が高ければ高いほど、費用がかかります。
期間や時期にもよりますが、かなりざっくりいうと全体で
アメリカではフィリピンの3~4倍
オーストラリアではフィリピンの2~3倍 かかります。
⑥ 期間・時期
どの時期に、どのくらいの期間いけるのかを考えてみましょう。
小学生になると夏休み期間が狙い目ですが
やはり一番のハイシーズンですので、授業料が高くなります。
渡航費も時期によって変わります。
アメリカの場合、最安値の2月と最高値8月では、2倍以上になることも!
また、留学期間によって、ビザにかかる費用が変わる場合もあります。
ハイシーズンのアメリカだと予算オーバーだとしても、シーズンオフだと意外と行けたりすることも?!
行きたい国があるけれど予算が・・・という場合には時期や期間も考慮してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
6つの項目の中でも、目的『だれが、どうなりたいか』を決めることが一番大事!
・だれが:子どもだけが、親子で
・どうなりたいか:英語ぺらぺらになりたいのか、楽しみたいのか
などなど、留学の目的をはっきりとさせましょうね。
その上で、残り5項目を考慮し、あなたにピッタリの留学先を探していきましょう♪