※本サイトはプロモーションが含まれています

航空券のスペルミスで飛行機乗れなかったかもしれない話

飛行機に乗れなかったかもしれない、フィリピン親子留学トラブル

息子と2人でフィリピンに親子留学に行く前日、実は本気で飛行機乗れないかもという事態に遭遇していました。原因はスペルミス。私が直接打ち込んだなら慎重に何度も確認してたと思うんですが、今回はそうじゃなかったのです。

一歩間違えば飛行機の乗れなかったかもしれない事態。当日までどうなるかわからずひやひやしました。

スペルミスは命取りです!半面教師としてこんなことがないよう気を付けてください!

目次

飛行機に乗れない?フィリピン出発前日航空券のスペルミス発覚

image

フィリピンへの出発前日にだらだら荷造りをしていた私。その時、出発24時間前になったのでオンラインチェックインできるよ、とフィリピン航空からのメールが来ました。

早速オンラインチェックインをしようとリンク先のページに移動して、そこに表示されていた内容に驚愕。

航空券のスペルミスの原因は子供1歳の時にさかのぼる

結論から言うと子供の航空券の名前(英語表記)のスペルミスです。国際線航空券の名前とパスポートの名前は、スペルまでしっかり一致していなくてはいけないんですね。

今回はANAのマイルを使ってフィリピン航空の特典航空券を取りました。

以前にもこの方法でフィリピンに行ったことがありますし、家族でマイルで何度も海外に行っていたのでまさかこんなことになるとは、正直最初は状況がわからず。

実は私、今回は自分で名前を入力していません

自分で入力していれば何度も確認しながら入力したと思うのですが、自動でするっと行ってしまったのでまさか間違えているとは思わず、eチケットが届いたときも、印刷した時も見逃していたんですね。

だから前日まで気がつきませんでした。

ではなぜこんなことになってしまったかというと、子供のパスポートの名前はヘボン式での表記となっていましたが、例外的なルールのものでした。そして、私のANAマイレージクラブに紐づけて登録していた子供の英語表記の名前とは違っていたんです。このスペルは、子供が1歳のとき、私と子供だけでマイルで沖縄に行った時に登録したものでした。入力したのはパスポートを作る前でした。かなり昔なので私も記憶はまったくありません。

この名前のスペルが、自動で航空券の名前に登録されてしまっていたんです。

その後のフィリピン親子留学や、家族での海外旅行は、夫のファミリーマイルを使って予約をしていたのでそちらは正しく登録されていたんです。非常にわかりにくいですね。

通常は、名前の1文字の違いというのはそこまで問題じゃないようなんです。

航空会社に連絡したら割と簡単に直してもらえるらしいです。

(旅行会社経由で航空券を買っているとちょっと大変らしいという情報は見ました)

スペルミス問題が複雑化した原因

ではなぜうちがそんなに大変だったかというと

  • ANAのマイルで別航空会社(フィリピン航空)の特典航空券を取っていた
  • 気が付いたのが出発まで24時間切っていた

この2点のせいですね。このためにすごーく大変なことになりました。

結局当日空港に行くまで乗れるかどうかわからない状態になりました。

出発前日にスペルミスが発覚してからの出来事

まずですね、今ANAって国際線のお問い合わせ窓口がとっても混んでて、つながるまでに常時1時間以上~2時間以上かかるんですよ。

そんな中であっちとこっちをたらいまわしになったので、問い合わせまですごく時間がかかりました。

出発前日の午後、名前違いに気が付いてその後に行ったことは以下になります。

  • 14時すぎフィリピン航空に電話
  • その直後にANAに電話、15時半くらいまでつながらず
  • 再度フィリピン航空に電話、電話を切ったのが15:50。フィリピン航空問い合わせ窓口は17時までと聞く。
  • その10分後に娘の大事な面談があったので仕方なく中断、大急ぎで外出して戻ったら17:00。
  • 17時過ぎにANAに再度電話、18時半くらいにつながる。
  • 電話がつながった後に保留30分以上、確認して再度折り返しになる。
  • 19時半過ぎにANAから折り返しがあり、一緒にパソコン操作して必要な書類をフィリピン航空に送る
  • 再度折り返しになる
  • 20時半過ぎにANAから折り返しがあったが、フィリピン航空に対応できないと言われたこと、ANAとしても今日はここまでしか対応できないこと、翌日朝(出発の日)9時に再度フィリピン航空に連絡して折り返すことをつら得られる。
  • 翌朝9時過ぎ、結局フィリピン航空に断られたと連絡があり、その場で航空券キャンセルするか聞かれる。
  • とりあえず空港に向かうことにする。
  • すぐに出発して祈るような気持でチェックインカウンターへ
  • 職員がフィリピン航空に連絡して出発OKとなる

もう少し詳しく書きますね。

前日の午後、スペルミスに気が付きすぐに発券したANAに電話しようと思ったのですが、問い合わせ状況を見ると「ただ今の待ち時間1時間以上」となっていました。

そこでまずはフィリピン航空に電話。すぐつながりました。

最初はすぐ対応してくれそうな雰囲気でしたが、ANAのマイルを使って特典航空券を取ったと伝えると、発券元でしか触れないのでこちらでは対応できない、ANAに連絡をと言われました。

仕方なくすぐにANAに電話して待つこと1時間以上。

やっとつながったので事情を伝えると、フィリピン航空に電話してくださいと言われる。

さっき電話したこと、ANAで変更してくれと言われたと伝えると、詳しい対応方法を相談すると言われ、そこから保留になり待つこと30分くらい。

出発まで24時間を切っているので、コントロールが運航会社に渡ってしまっているから対応できないと、フィリピン航空に連絡するよう言われる。

再度フィリピン航空に電話して「コントロールが運航会社に渡っている」と言われたことをそのまま伝えると、その電話口で操作をして、一度コントロールをオープンにしたのでこれでできるはず、と言われANAに対応してもらうよう言われる。

「これでほとんどの場合できているので多分大丈夫ではないか」と言われました。この時点で15時50分ですが、私用により中断を余儀なくされる。

17時過ぎANAに再度電話し、1時間半待ってつながる。途中息子が学童から帰ってきて習い事に連れて行く必要があったが、事情を話して1人で行ってもらった。

つながった担当者にこれまでの経緯を説明。再度保留になって待たされた後、「こちらで変更を加える場合は一度フィリピン航空に連絡して変更の許可を取る必要がある」ということで折り返すと言われる。

19時半過ぎANAから折り返しがあり、日本の営業時間は終了してしまったため、フィリピンの窓口に連絡してくれたそうで、フィリピン航空としては、1文字でも違っていたら搭乗できない、変更するにはドキュメントによる申請が必要と言われ、指示に従ってフィリピン航空のサイトのお問い合わせフォームからパスポート写真を送り、指示されたメッセージを送る。

その後に発行される受付番号で再度ANAからフィリピン航空に問い合わせることになったが、フォームを送ってもと受付番号は出てこない。念のためメールも確認したけどそれらしきメールは届いていませんでした。

ひとまずANAからフィリピン航空に連絡してもらうことになり電話を切りました。

しかし、電話を切った5分後に、受付番号が記載された確認メールが届いたんです。ああこれかと思ったけど、私からANAに連絡する手段はなく(1時間以上待ち)、仕方ないので受付番号をお伝えできないまま待っちました。

20時半過ぎANAから折り返しがあり、やはり受付番号がないと申請フォームを確認できないと。そこで私、メール届きましたよと伝えるも、今日はもうここまでしか対応できませんと言われました。

翌日の朝9時に再度日本のオフィスに連絡して、変更の許可を取った上で変更をするが、出発が近づいているので、こちらで変更できるかもやってみないとわからないし、やってみて変更できてもそれがフィリピン航空のシステムに反映されない可能性がある。非常にリスクがあるので本当にやっていいか確認を取らないと行けないと言われました。

私はもう待つしかないので、翌朝まで心配なまま過ごしました。

この時点で親子留学のスタッフの方に、もしかしたら行けないかもしれないと伝えました。

出発当日の様子

そして当日。

朝にANAから電話があり(別の担当者)、フィリピン航空に変更を断れてしまった(理由は不明だけど、出発まで時間が短いからかもしれない)。こちらとしてはもうできることはなく申し訳ありません、キャンセルされますか?と聞かれました。

とりあえず空港に行ってみようと思います!と伝える。

ANAにはスペルが違うままで搭乗できるかどうかは保証できないと言われました。

不安な気持ちのまま成田空港へ。早めに到着したつもりがすでに行列になっていました。

並んでいると空港スタッフにオンラインチェックインは済んでいるか聞かれました。当然やってません。

スペルが違っているのであえてオンラインチェックインはしていないと伝えました。

この職員の方、今思い出しても天使に見えるんですけど、パスポートとeチケットを確認して、カウンターに相談に行ってくれました。一度戻ってきて、フィリピン航空に電話して確認するということでした。

そしてしばらくしたらまた戻ってきて言った言葉、

「フィリピン航空の了解が取れましたので、このままチェックインして大丈夫です」

!!!

この瞬間はめちゃめちゃほっとしましたね。

だけど、名前はスペル違うままだから、航空券のスメルミスもそのままなので、最後の最後までドキドキしました。

出国まで気を抜けなかった理由

空港へは夫に送ってもらったんですけど、夫と別れて保安検査場を通過し、出国審査を並んでいる時に夫から電話がかかってきました。

出国できた?と。まだ並んでいるというと、駐車場で待機していると。

万が一出国審査で引っかかったら家に帰ることになるからです。

何事もないよう祈りつつ待っていたら、自分たちの順番がきました。搭乗券の名前のスペルはほとんど確認していない様子で、無事通過。

その後夫にも連絡して出国ができた旨伝えました。

空港まで行って戻ってくることも覚悟したし、最後の最後までどうなるかわからなかったので本当に切羽詰まっていました。

無事に来れて本当によかったです。

学び:ANAマイルを使ったフィリピン航空の特典航空券はトラブル時は大変

ANAマイルを使ったフィリピン航空の特典航空券は、何かあった時の対応がめちゃめちゃ大変だから、これは十分注意したほうがいいことを学びましたよ。ちなみに、長い長いANAの待ち時間の間は、途中になっている荷造りをしようとしたのですが、気になり過ぎてほとんど何も手につきませんでした。

マニラに着陸した時、窓からの風景が美しく見えて安堵と感動と、これからの乗り継ぎのプレッシャーで少し泣きそうになりました。

航空券のお名前のスペルミスには、くれぐれもご注意ください!

モモシロ

ちなみに、往復で取っていたので帰国の際も同じ状況でした。しかし、しれっとチェックインしたら何も指摘されず帰ってこれました。

このブログ記事を書いた人
モモシロ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次