2歳と6歳の子供を連れてセブ島の語学学校「Kredo Kids」に2週間の親子留学をしました。
Kredo Kidsの家政婦さん付き親子留学について知りたい人はコチラ↓をご覧ください。
※2018年9月時点の状況ですので、変更されている可能性があります。
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Kredo Kidsは、フィリピンのセブ島の中心地、「ビジネスパーク」にあります。
アヤラショッピングセンターもすぐ目の前で、とても便利な立地です。
Kredo Kidsの特徴
「Kredo Kids」の特徴は、この学校が親子留学専門の英語学校ということです。
つまり、親御さんが勉強しているすぐそばでお子さんも授業を受けられ、親子で同時に英語を学習できるんです。
そして、単身での留学者はいないため、周囲に気兼ねすることなく過ごすことができます。
そしてレッスンを受けられるのは0歳6ヶ月から!
お子さんがまだ小さくて母子分離が進んでいない方や、完全母乳で自分が授乳しなくてはいけない場合も大丈夫です!
もちろん授乳スペース、おむつ替えスペースも用意されています。
レッスンは1コマが50分(10分休憩)、1日最大で7コマ受講することができます。
私は親子で合計8コマを分けあうコース(子供と配分を自由に決められる)にして、私がマンツーマン4コマ、6歳りぃ子がグループレッスン2コマとマンツーマン2コマとしました。
大人のレッスン
大人のマンツーマンレッスンはパーティションで区切られたテーブルスペースで実施されています。
大人用にはいくつかコースが用意されています。
私はマンツーマンを4コマ受講したので、ビジネスイングリッシュ、ITイングリッシュ(現在はなし)、トピックに沿っての会話レッスン、TEDクラス(途中で変更)を選びました。
テキストは学校オリジナルのもので、先生のPC画面に表示されたテキストを見ながらレッスンを進めます。
初日に学校の個人ページへのログインIDとパスワードをもらったのでログインしてみましたが、受講したレッスン内容が更新されておらずレッスン以外の時間に自分で使用することはありませんでした。
KredoにはITに特化したレッスンが受けられる校舎もあり、ITに関しては専門的な内容の英語が学べるのではと期待して「IT English」のクラスを取ってみましたが、私の期待した内容とはちょっと違っていました(現在は別のキャンパスで受講する必要があります)。
先生も特にITに詳しいというわけではなさそうでした。
どちらかというとITのリテラシーやマインドに関するトピックで会話を進める感じです。
IT関係の仕事をしている人は、自分の分野や経験について話すことができるので会話が盛り上がると思います。
私も想像とは違う内容ではありましたが、知識がある分野で先生と楽しく会話を進めることができました。
講師の質(英語力や教える能力)には差があるように感じました。
もともと英語のレッスンに重きをおいていなかったので、まあこんな感じかな、という程度です。
レッスンの進め方など、教師によってまちまちです。
以前オンライン英会話で複数のフィリピン人講師のレッスンを受けていたことがありその比較となりますが、フィリピンの語学学校の平均的なレベルかそれより少し上くらいだと感じました。
ただ、先生の発音は思っていたよりもキレイでした。
カリキュラムに定評があるというようなことをどこかで目にしたのですが、2週間程度ではちょっとわかりませんでした。
確かに教材はオリジナルのものを使っているようでしたけど。
私は日常会話を楽しもうというスタンスで雑談ばかりしていたのですが、真剣に英語力アップを求めて留学する場合は自分の目指すゴールを明確にして講師にがんがんリクエストしたほうがいいと思いました。
子供のレッスン(幼児)
子供のグループレッスンに関しては、年齢別(小学生、未就学時、赤ちゃんなど)でざっくりとクラス分けをしており、レベル別ではクラスを分けていませんでした。
子供のグループレッスンはガラス張りの部屋で行われていました。
子供も初日にレベルチェックテストはありましたが、それはクラス分けのためではなくあくまで卒業時にどれだけ伸びたかを評価するためだったようです。
子供達がグループレッスンを受ける教室。りぃ子は午後のマンツーマンもここで受けました。
我が家のように留学前にある程度英語を勉強してきたような子はちょっと簡単すぎるかも。
私たちの入学時期は9月と、生徒があまり多くない時期だったこともあり、年長の娘がクラスで最年長、2~3歳の小さな子と一緒のレッスンはちょっと物足りなかったようです。
年が近い子とも時々一緒になることはあったようですが、「レッスン中に日本語しかしゃべらない」と不服そうでした。
ただ、レッスン自体は歌を歌ったり、工作をしたりと楽しい内容だったので、だんだん楽しくなってきたようで結局は最後までグループレッスンを続けました。
2コマのグループレッスンは楽しく、残り2コマのマンツーマンでは苦手な読み書きを教えてもらうと言ったように、結果的にバランスが取れていて良かったのではないかと思います。
うちは6歳というある程度長時間集中して座っていられる年齢だったのでマンツーマンレッスンも受けられましたが、集中力が続かない小さな子だと、先生と2人だけで飽きてしまうかもしれません。
その場合はお友達が一緒の方が楽しめると思います。
レッスンについては、こっそり見学することもできたのですが、基本的に私もレッスンを受けていたのでじっくりは確認できていません。
子供がもらってきたプリントを見るくらいしか確認方法がありませんでした。
途中で見に行くといつも歌を歌ったりしていたので、楽しく英語に触れることが目的で、それほど難しいことはしていないという印象を受けたのですが、帰国してからの発話を聞いてかなり英語が上達しているので驚きました。
また、教室は狭かったです。
走り回ったりできるようなスペースはありません。
小さな子がそこでずっと過ごすのはちょっと窮屈すぎるような、、、
レッスン内容にはダンスや体操など身体を動かすようなものがあればよかったのですが、難しそうです。
エネルギーが有り余っているようなお子さんは発散できなくて辛いかも。
現地の学校に通わせる選択肢もありますが、朝夕の渋滞の中タクシーで登園・登校するのが難しかったり、以外と制約があるようです。
赤ちゃんのレッスン
赤ちゃんクラスもガラス張りの教室で行われていました。
Kredo Kidsは生後6ヶ月の赤ちゃんからレッスンが受けられるのが特徴です。
でもごめんなさーい。
うちは下の子はKredo Kidsには通わせずに家政婦さん(兼ベビーシッター)のお世話をお願いしたので詳細はわかりません。
Kredo Kids以外にも、現地の幼稚園に通わせることもできます(長期の場合のみ)。
2歳ココを学校に通わせることにした場合は、この赤ちゃんクラスに振り分けられたかもしれません。
教室自体はガラス張りなのでそばを通ったときにちょいちょい覗いていました。
私が見たときの様子だと、学校のサイトにあるようなフラッシュカードを使ったり、オモチャや豊富な英語教材を使って英語のシャワーを浴びせるようなことはしていませんでした。
たまたまやっていない時だったのかな。
実際にはいろいろやっているのかも。
子供の数が少なかったのと、赤ちゃんだとお昼寝があったりで、あまり積極的に英語の働きかけができなかったのかもしれません。
※現在は幼児向けのレッスンも変更されて、以前より充実してきているようです。
詳しくは直接お問い合わせください。
子供は学校に通わせない場合
子供はレッスンを受けさせずに、家政婦さんにお世話をお願いすることもできます。
(※今は各家庭で2名以上学校に通わなくてはいけないというルールになっているようです。)
ココは学校に通わせない選択をしました。
2歳という年齢から、わざわざ英語の「お勉強」はまださせなくてもいいかな、と判断したからです。
それに、家政婦さんがいるので、日中はいろいろなところに連れて行ってもらえばいいと考えたからです。
しかし、現地についてから、学校の送迎を除き、原則として家政婦さんと子供だけでの外出はできないことになっていることを知りました。
(自己責任、自己判断でお願いするならOK)
その結果、コンドミニアムの狭い部屋ですごさせることが多くなり、かわいそうなことをしました。
また、学校に通わせないことで同年代のお友達とふれ合う機会を作ってあげられなかったという反省点もあります。
そのような状況だったので、2週目からは学校に通わせるかどうか非常に迷いましたが結局やめました。
その理由は、前に書いたように、小さい子向けレッスンはガラス張りの部屋に赤ちゃんがゴロンとしているのしか見なかったため、実際のところレッスンと言っても何をやっているかよく分からなかったということと、その教室もとても小さくて、コンドミニアムの部屋にいるのと大差なののでは、と感じたためです。
費用面での負担が大きくなることも理由の1つです。
フィリピンではどこでも共通なのですが、外国人が学校でレッスンを受けるにはSSPと呼ばれる「就学許可証」を取得することが義務付けられていて、その費用が1万3000円ほどかかります。
2歳児に英語レッスンを受けさせるためにたった1週間で SSP申請料1万3000円とそれにプラスして入学金1万5000円、授業料(1週間1コマ3000円)、テキスト代(赤ちゃんもかかるのか?)、施設使用料、3人目以降の追加費用(1週間1万円)。
親子で分け合える8コマの分配は、1ヶ月前までじゃないと配分を変更できないそうなので、うちの場合は新たにレッスンを追加しなくてはいけなかったんです。
ないわ~
結局、ココは外部の幼児教室(ジンボリー)に2回通わせ、あとは家政婦さんにお子さんがいるスタッフの方のお宅に連れて行ってもらったり、コンドミニアムの屋上のプールで遊ばせてもらったり、他の家政婦さんとお子さんと一緒にショッピングモールで遊ばせてもらったりしてやりすごしました。
帰国後知ったのですが、セブ島に日本人が運営する託児所がオープンしていました。
小さいお子さんの場合、日中ここで見てもらうのもいいと思います。
おすすめです♪
ランチ
午前4コマのあと1時間10分のお昼休みがあります。
レストランで外食
学校の入っているビルの1階にはミシュランのレストラン「THE PIG & PALM」が!
ランチタイムもやっていますが、ゆっくりの提供なので注意が必要です。
私が入学した週の歓迎ランチ会で利用しました。
事前にオーダーしておいてくれたのですぐに食べられましたが、通常のランチで利用すると午後のレッスンに間に合わないかも。
また、レストランはここ以外に近くにはなさそうです。
アヤラモールは徒歩圏内ですが、中も広いのでお昼休みにランチして帰ってくるのはかなり難しいです。
私とりぃ子は、ダッシュでフードコートやファーストフードに行ったりしていましたが、ちょっと慌ただしいです。
お弁当などを購入
学校のビルの1階には他にもセブンイレブンと「RayLam」というファーストフード的なお店があります。
両方ともお店の前がイートインスペースになっています。
こちらは「RayLam」。
ラップサンドなんかが手軽に食べられます。
セブンイレブンでも簡単なお弁当のようなものや、チキン、ライスも売っていました。
この学校のビルのセブンイレブンは、店員さんが優しかったです。
学校から5分くらい歩くとお弁当やさんが何店舗か入っているビルがあります。
イートインもできますし、学校に持って帰って休憩室で食べたりもしました。
安いのですが割とすぐ飽きました。
これ以外にも学校に週に1回お弁当屋さん(日本人オーナー)がお弁当を売りにくるそうですが、私たちはタイミングが合わず買えませんでした。
コンドミニアムに戻って食べる
お子さんがお留守番している場合や午前で学校が終わる場合は、コンドミニアムに戻って家政婦さんが用意したお昼を食べることもできます。
家政婦さんにお弁当を作って持ってきてもらって、学校の休憩スペースで食べている人もいました。
でもこれは学校に近い「ソレニア」というコンドミニアムの場合は可能ですが、「カリックス」だとお昼休み中にコンドミニアムに戻って帰ってくるのは難しいです。
英語力は向上した?
私はやる気なし子だったのであまり参考にならないかもしれません、、、
自分の英語力向上はあまり求めていなくて、楽しく過ごせて多少成長が感じられればいいや~。という気持ちで挑みました。
子供と楽しく過ごすことが第一で、
「宿題はやりたくない」
と宣言。
レッスンもしょっちゅう脱線し(意図的に脱線させ?)、お喋りをして終わるような感じでしたがリフレッシュできたので満足です。
普段仕事でもほとんど誰とも話す機会がなく、家に戻っても夫が単身赴任でいないので、すごく久しぶりに大人と長時間話しました。
なのでどんな会話でもとても楽しかったです。
そんな不真面目な私でしたが、
- 英語に対する抵抗感が減った
- 英語で会話することに度胸がついた
- 会話がスムーズに進むようになった
- 多少込み入った内容でもよどみなく返せるようになった
など、自分でも多少なりとも成長を感じられました。
6歳りぃ子に関してはかなりの成長を感じられました。
- 英語が好きになった
- 英語を積極的に話すようになった
- 英語の歌をたくさん覚えた
- フィリピン人の子供相手でも英語でのキャッチボールができるようになった
など、英語力向上だけではなく、英語に対する姿勢が変わったように思います。
そして学校に行かなかったココまでぐんぐんと英語を吸収。
子供の適応力はすごいですね。
英検やTOEICなど、短期間でお子さん(そして親御さん)の目に見える成果を期待する場合は、韓国人経営などのスパルタ系の学校のほうが適していると思います。
我が家としては「楽しく英語に触れる」経験をさせてもらったのでとても満足できる学校でした。
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