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【海外トラブル】フィリピンの地方旅行中に子供が体調不良、病院を3軒はしご!

病院

2歳と6歳の子供を連れてセブ島の語学学校「Kredo Kids」に2週間の親子留学をしました。

 

留学も無事終了し、帰国前にボホール島に小旅行に行ったんです。

ところが、楽しい思い出作りの旅行中に子供が体調不良になり、急遽現地の病院を受診するという事態になってしまいました。

 

モモシロ
2週間の留学期間を終えてボホールに旅行に来た矢先、りぃ子(6歳)の耳の痛み、発熱、吐き気で急遽現地の病院を受診することになりました。

早朝から病院をはしごして、3つめの病院でやっと受診してもらえました。

日本語の通じない環境で勝手も分からず、子供の状態を説明するのに苦労しました。

この経験が他の方の参考になればと思い、当時の様子を記事にしています。

 

 

目次

旅行中にりぃ子の耳の痛みが悪化

 

中耳炎

 

セブに滞在中、数日前から耳が痛いと言っていたりぃ子。

耳が痒くて掻いていたら痛くなったというのでちょっとした傷かと思いあまり気にしていませんでした。

それが、田舎のリゾート地へと出発した日から激しく耳の痛みを訴えるようになりました。

 

【早朝】

ホテルに宿泊、翌日の早朝には痛みが顔にも広がり吐き気も出てきました。

熱を測ると37.9度。

さすがにこれはまずいんじゃないかと感じ始めました。

 

早朝に病院受診を決意

 

【朝6時頃】

通っていた語学学校のあるセブに滞在しているときあれば、日本語の通じる大きな病院があったのだけど、たまたま小旅行でボホール島に来てしまっていたので病院のあてもありません。

ホテルのフロントに連絡したら病院までのバンを呼んでくれるというので支度してみんなで向かうことにしました。

辛そうにしているりぃ子を早く楽にしてあげたいという一心で出発。

朝の6時過ぎに部屋を出て、バンがホテルに到着したのが6時半頃でした。

 

1つめの大学病院到着

 

病院

【7時頃】

車で30分ほどして7時前にボホールの大学病院に到着しました。

病院名を聞いてないので定かではないけど多分ここ。

 

まずは救急に案内され、状況を説明します。

そこでの説明だと、小児科の先生は早くても8時にならないと来ないと言うことです。

まずはインフォメーションに行くよう言われて受付の人に話すと、ENT(Ear, Nose and Throat)を受診するように言われます(忘れもしない316号室)。

 

ENTって日本でいう耳鼻科と眼科が一緒になったものらしいです。

指定の場所に行くとすでに5組くらい並んでいて先生はまだ来ていませんでした。

 

しばらく待っても先生が来る様子はないし、並んでいる人に聞いたら8時半くらいまで先生は来ないそう。

その間も、りぃ子は耳の痛みと吐き気を訴えてボロボロ泣いているので、いてもたってもいられない気持ちになりました。

そんなに待てないとりぃ子、ココ、夫の3人を待合室に残してもう一度受付へ。

8時になれば先生が来ると言われます。

 

さらに先生に電話してくれるそうでちょっと待っててと言われ、その間に必要事項を紙に書かされました。

その間、受付の人は他の人の問い合わせに対応したり電話したりしていましたが一向に呼ばれません。

20分くらい待ったされてやっと受付の人に声を掛けられました。

 

受診を断られる

 

【7時50分頃】

そこで受けた説明は次の通り。

ENTの先生は8時に来るけど前日までに予約した人しか診てもらえないことになっている(最初に言えよ~?)。

 

小児科の先生は早くても8時半まで来ないし、遅ければ10時くらいになる。

救急の先生はENTを受診することを強く勧めている。

よってここでは診ることはできないので他の病院に行ってください

 

これを聞いた時の私の絶望たるや…

 

 

りぃ子には「あと少しだから頑張れ」と散々待たせていたのに、ここでは診てもらえない?

諦めきれず予約がないとダメなのはわかったけど、先生に直接交渉してみると伝えてみましたがそれも断られてしまいます。

じゃあどこの病院に行けばいいのさ。

 

私たちが行ける病院を紹介してくれないかと必死で訴えたら2つ教えてもらうことができました。

紙に書いてくれとお願いして2箇所の病院と先生の名前を書いてもらいました。

(これがとても役立った)

 

教えてもらった病院のメモ

教えてもらった病院のメモ

 

316号室に戻りここでは診てもらえないので他の病院に行こうと伝えました。

 

モモシロ

もう少しだからと頑張って待っていたりぃ子には本当申し訳ない気持ちでした。

 

2つめの病院へ移動

 

【8時頃~】

病院の警備の人にトライシクルを捕まえてもらい、15分ほどの距離にある別の病院へ向かうことにしました。

 

トライシクル

絶不調の中トライシクル移動。。。

 

トライシクルに乗る直前、なんとりぃ子ではなく下のココが突然嘔吐!!

いつもと様子が違うと思っていたけどココも調子悪い?

もうどうしたらいいのやら…

とにかく移動。

2つめの病院はこちら。

 

この時8時くらい。

次の病院に到着し受付で聞くとEye & Ear Centerに行くよう言われます。

同じ病院の敷地を移動。

到着するとすでに10人以上並んでいます。

開始は8時半からとのことです。

 

その待合室の雑多な感じを見て、なんかもううんざりした気持ちになってしまいました。

30分待って受診が始まっても、順番が回ってくるのにどれだけかかるのか…

りぃ子は気持ち悪い気持ち悪いと泣いている状態。

夫はもう待つしかないじゃないというけど私はここで待つのはいやだと思いました。

 

もう1つの病院は同じ通り沿いにあると聞いていたのでそんな遠くないはず。

次の病院に行こうと伝えました。

とりあえず行ってみて、それでもっと待つようだったらまた戻って来るか、これ以上待てない場合はホテルに戻ろうという覚悟で。

 

 

3つめの病院へ移動

 

【8時すぎ~】

そこからまたトライシクルを捕まえて次の病院へ。

移動5分くらい。

3つめの病院はこちら。

 

病院に着いて受付で聞くとENTは9時半からと言われます。

「そんなに待てない!娘が辛そうなの!」

と言うとたった1時間じゃない!と言われてしまいました。

 

そうか、ここの感覚ではたった1時間なのね。

小児科は?と聞くととにかくENTの先生に診てもらって、そこから専門のところに案内されるから、とのこと。

伝えられた場所に行くと2組待っていました。

 

先生が来るのは9時半。

この時8時40分くらいだったのでまたさらに1時間待たないといけません。

ただ、ここはさっきの病院よりコギレイで落ち着いた雰囲気です。

待っている人も2組しかいないし、始まったらすぐに診てもらえそうと思い、ここで待つことにしました。

(実際には予約の人もいたので7番目でした)

 

念のため、既に待っている人にここでいいのか確認しました。

どうしたのと聞かれ娘の耳が痛いんですと答えると、ここの小児科の先生もすごくいい先生よ、と教えてくれる。

でも小児科は10時半から。。。

待っている間不安になって隣の人にやたら話しかけていろいろ聞いてしまいました。

 

保険会社に電話

 

【9時頃~】

そうそう、保険会社に電話しなくちゃいけないと思い出し、待っている間に保険会社に電話をしてみます。

(夫のダイナースクラブカード付帯の家族特約)

Evernoteに保存していた海外保険リーフレットのPDF を探しました。

電波が弱くてなかなかダウンロードできませんでしたが、なんとか電話番号を確認して電話。

それなりに大きい病院だから、キャッシュレス診療をお願いできるかもしれません。

それと、リーフレットに日本語のわかる通訳の派遣と書いてあったので、万が一ここの病院もダメだったら保険会社のサポートに頼るしかないと考えていました。

 

しかし電話してもつながりません。

フィリピンの窓口も日本の窓口も24時間対応のはずなのに誰も出ない。。。

夫がクレジットカードの裏に書いてある総合連絡窓口に電話するもそれもダメ。

 

その間吐きそうなりぃ子にも対応しなければならないのでりぃ子を優先させることにしていったん連絡を諦めました。

 

 

モモシロ

本来は保険会社に連絡して病院を紹介してもらい、そこに行くのがスムーズだったと思います。

保険のことは頭の片隅にはあったけど、フィリピンの病院はすごく待たされると事前に聞いていたので、とにかく早く出発してりぃ子を楽にしてあげるのが先だと病院に来てしまったのです。

これが正しい判断だったのかは今となってはわかりません。

 

 

りぃ子の体調さらに悪化

 

 

【9時すぎ】

りぃ子は耳の痛みよりもとにかく気持ち悪いようでずっと袋を持ち、「おえしそう、背中さすって」と言ってきます。

私が今できることは背中をさすってあげるくらい。

必死にさすったが吐けないので辛そうです。

 

吐いちゃった方が楽になるかもしれないけど出ないと辛いね。

耳の痛みよりも吐き気ということは、本当に耳鼻科系で良いのか、小児科の方が良かったのではと不安になってきました。

 

まだまだ時間がかかりそうなので夫とココにはホテルに戻ってもらうことにしました。

行きで送ってもらったバンのドライバーに電話で連絡。

お迎えに来て欲しいこと、病院を移動したことを伝えます。

今いる病院の名前を伝える時、発音がよく分からず隣の人に教えてもらってなんとか伝わりました!

親切な人でよかった。

本当に助かりました。

 

【9時10分頃】

部屋の中から看護師さんが廊下に出てきて、名前を順番に読み上げていきました。

どうやら予約の人が来ているか確認しているもよう。

で、先に待っていた人とも何やらビサヤ語で会話していました。

私が不安になってその看護師さんのところにいくと、他の人が「彼女たちが3番目だよ」と伝えてくれました。

親切、助かった!

そこで初めて、看護師さんにりぃ子の名前を伝えました。

 

【9時20分頃】

まずは私だけ中に呼ばれて看護師さんからりぃ子の状況の聞き取りがありました。

2、3日前から触ると耳が痛いと言っていたが昨日から悪化、今朝には痛みが顔にも広がり、熱も出てきて終始吐き気に襲われていると伝えました。

その後、看護師さんからの質問に答えましたが、聞かれた単語の意味がわからないことがありました。

iPhoneの辞書で調べるけどネットワークが悪く検索できずあきらめました。

(後から調べたら腫れているかと聞かれていたみたい)

 

次にりぃ子が呼ばれて痛い部分を簡単に確認し、体重測定と検温です。

体温は朝よりも下がって微熱程度になっていました。

ここで、私たちの順番は7番目だけど、予約していて来ていない人もいるからもう少し早く呼べるかもと伝えられます。

 

診察の順番待ち

 

ちょうどここでドライバーさんが到着したので夫とココはホテルに帰っていきました。

ここから2人で頑張ろうね。

 

【9時50分頃】

あまり動きがないので中に行き、もう先生は来ているのか聞いてみると、もう来ていて診察は始まっていると言われます。

良かった。

ちょっとほっとしました。

 

9時半と言いつつその時間に先生が来ず開始が大幅に遅れることを危惧していたから、すごく前進した気がしました。

廊下に戻り先生来てるよ、とりぃ子に伝えました。

待っている人が増えてきて、元気な子供が椅子をバンバン叩いたり騒ぐのが気に障ります。

うちの子、調子が悪いから静かにしてと、心の中だけでそっとつぶやく。

 

【10時過ぎ】

一向に人が呼ばれている気配がないし、私たちの前の人もまだ待っている状態です。

また中に入って今何番目か聞いてみたら次だよ、もうちょっと待ってね、と言われます。

少し優先順位を上げてくれたっぽい。

ついに、ついにみてもらえる!

 

保険会社と連絡が取れる

 

ホテルに戻った夫からメッセージが入り、保険会社と連絡が取れたとのこと。

キャッシュレス診療は間に合わないので領収書をもらって後日請求することになったとの連絡。

 

ついに受診

 

そしてついに5分後、私たちが呼ばれました。

部屋に入ると若い男の先生。

じっくり丁寧に話を聞いてくれました。

私はりぃ子を抱っこしてイスに座ります。

(ここは日本と一緒だね)

 

耳鼻科

 

目の前がモニターになっていて、スコープで覗いた様子が映し出されるのでわかりやすい。

耳の中を見せながら説明をしてくれました。

あー腫れてるね、感染してる。

風邪ひいてた?

と聞かれました。

風邪はひいてないけど咳はずっとしてたというと、それで鼻から感染したんだね、と言われます。

 

痛くない反対側の耳も見てもらうと鼓膜の内部に泡のようなものが見えました。

水が溜まってしまっている状態のよう。

こちらも鼻から感染したみたい。

気持ち悪いのも、熱があるのも、顔が痛いのもこの感染の影響だそう。

 

薬を飲めば2日くらいで落ち着くし、飛行機にも乗れるとの説明でした。

私は外耳炎ではないかと疑っていたので、ホテルを出る前に外耳炎の英語名を書き留めていました。

それを見せて聞いて見たら、外耳炎ではないと言われて診断名を書いてくれました。

(後で調べたら左耳が中耳炎、右耳が滲出性中耳炎でした。)

 

プールは禁止、冷たい水を飲みすぎない、エアコンの効きすぎは厳禁などの注意事項。

処方箋を書いてもらいながら薬の種類や飲み方を説明してもらいました。

 

薬は3種類。

抗生剤、鎮痛解熱剤、アレルギー薬を1週間。

1週間後に日本の先生に経過を見てもらうようにとのこと。

 

とにかく優しくて丁寧な先生でした。

こちらの質問にもきちんと答えて納得するまで丁寧に説明してくれました。

最終的にこの先生に診てもらえてよかったと思います。

原因がわかり、りぃ子も安心したみたい。

診察室を出たところでお会計を済ませました。

1000ペソ(2000円ちょっと)。

 

薬の処方

 

【10時30分頃】

別の階に行ってお薬の処方。

出てきたお薬は日本のとは違い、市販されているような瓶入りの液体をそのまま渡されました。

日本のように1回分ずつ個包装されていたり、調合してシロップにしてくれたりするわけではないみたいです。

それを、先生の手書きの処方箋を見ながら自分で計って飲ませる形式のようです。

薬代は1257ペソ(約2600円)。

薬を受け取った後に隣の窓口で料金を支払う仕組み。

 

私は一刻も早くりぃ子に薬を飲ませたかったので、まずは薬を持ってりぃ子の元に向かうと薬剤師さんに呼び止められました。

まずは娘に薬を飲ませたいというと、私が払ってきてあげると言ってお金と料金の書かれた紙を受け取って払ってきてくれました。

 

薬

処方された薬(一部)

 

まずは抗生剤。

箱を開けると、、、予想外に瓶の中に粉が入っていました。

粉薬か。

ビオフェルミンの顆粒タイプみたいなものなのかしら。

1回あたり3mlとの指示なので、この粉を付属の計量カップで3ml分くらい計ってみます。

粉なのにml表記というのはなんかちょっと違和感あるなーと思いながら。

りぃ子に飲ませようとした時に隣に座っていた人に声をかけられました。

 

「あの、それって先に水を入れるんじゃないかしら?」

 

え???

どういうこと?

私が戸惑っていると、薬剤師さんを呼んできてくれました。

そして薬を見てその瓶をどこかに持っていき、水を入れて戻ってきました。

 

そうか、瓶に水を入れて粉を溶かしてから、それを3mlだったのね。

危うくりぃ子に大量に投薬してしまうところでした。。。

本当に恐ろしい…

 

残りの2種類は液体だったんだけど、処方箋を見ながら計量カップに計って入れてくれたので順番に飲ませました。

(りぃ子は、薬を飲んだ直後嘔吐してしまったんだけど、少しは吸収されたようでその後ムカムカは少し楽になったようです)

 

薬剤師さんもこいつわかってなくて危険と判断したのか、それぞれの箱にマジックで1回◯mlと大きく書いてくれました。

本当に助かった!

慌ててたのでちゃんとお礼を言えませんでしたが、感謝です。

 

私も分からなかったら人に聞けたけど、粉をそのまま飲ますものと思い込んでいたのです。

人のたくさんいるところで投薬させたことが結果的に命拾いすることになりました。

 

病院からホテルへ

 

 

【11時過ぎ】

病院を出てホテルに帰ることになりました。

朝のドライバーさんにまた電話しようかとも思ったけど、到着までに30分かかるので、隣のスーパーまで歩きそこで警備員さんにタクシーを呼んでもらうことにしました。

買い物してないのに親切な対応でした。

 

ホテルに着いたら11時半。

薬を吐いてしまったので抗生剤だけ追加でちょっと飲ませました。

この時に1日2回飲ませるのか3回飲ませるのかわからなくなってしまったので、フロントに処方箋を持っていって聞きました。

奥まで行って他の人にも聞いてくれて1日2回だとのこと。

またもや助けられました…。

 

朝6時にホテルを出てから5時間半。

本当に長かった…

 

先に戻っていたココも回復していました。

みんな疲れてしまったので午後はホテルでゆっくり過ごすことに。

りぃ子は、この後移ったホテルのチェックイン手続きでまた嘔吐してしまったんだけど、その後は順調に回復して、翌日の午後には普通にご飯を食べられるようになりました。

 

今回の反省点

 

 

今回はりぃ子にとってはとても辛い状況でした。

そんな中よく頑張ったと思います。

それと同時に慣れない海外で病院にかかることがこんなに大変だとは思いませんでした。

 

海外で子供が体調不良になるという今回の経験で得た教訓は次の5つです。

  1. 早めに受診する
  2. 保険会社には前もって連絡(クレジットカード付帯保険の場合)
  3. 最低限の情報は調べて控えておく
  4. キャッシュは多めに持っておく
  5. ネットワークにはつながる状態になっていたほうがいざという時便利

 

 

モモシロ

もちろん、元気に過ごせて何事もないのが一番ですが、滞在期間が長くなれば体調を崩す可能性も高くなってきます。

日本とは勝手が違うため、事前の準備や心構えは絶対に必要だと実感しました。

 

 

子供の体調不良は早めに受診を

 

今回の反省点は、りぃ子の咳が止まらなくなった時点で、セブにいる間に病院に連れて行くべきだったということ。

そうすれば症状を食い止めることができていたかもしれません。

セブで病院に行くか迷った時も、やはり勝手のわからない異国で受診させることに躊躇してしまったんです。

でもボホール島に来てしまってから受診するよりもずっと楽だったと思います。

 

 

保険には必ず入る!そして保険会社には前もって連絡(クレジットカード付帯保険の場合)

 

保険会社には早めに連絡すべきでした。

病院の情報など色々適切なアドバイスをもらえたかもしれません。

連絡が遅かったのでキャッシュレス診療も間に合わず、後日精算手続きが必要になってしまいました。

 

最低限の情報は調べて控えておく

 

連絡先などは紙に控えておくなどオフラインでも確認できるような状態にしておくべきでした。

医学用語に関しては不慣れなので、事前に既往症などの用語を調べておいたほうが良かった。

英語での症状の説明は意外と大変でした。

質問の単語もわからないものが多く、医療系となると会話のハードルがぐっと上がりました。

スマホの辞書があるからいいと思っていたけど、オンラインじゃないと使えないのはいざという時役に立たないという状況を経験しました。

こういう場面を想定すると、電子辞書はあったほうがいいのかもしれないと感じました。

 

 

 

キャッシュは多めに持っておく

 

帰国まであと数日だったのもあって現地通貨の現金を減らさないとという意識でいたんだけど、何があるかわからない子連れ海外では現金はある程度手元にあったほうがいいと痛感しました。

急遽バンでホテルを往復することになったり、病院での支払いが発生したので夫がある程度ペソでキャッシュを持っていたことに助けられました。

お金を使い切ってしまうのは空港に着いてからでもいいのかもな。

 

 

ネットワークにはつながる状態になっていたほうがいざという時便利

 

逆に、今回役立ったのは現地SIMを設定していたこと。

電話をかけたり、電話を受けたり、先に帰った夫とメッセージでやりとりができましたた。

ネットワークが遅くつながらないこともあったけど、それでも今回のような緊急事態で連絡手段が確保できていたのはよかったです。

 

また、つながりにくかったとはいえ、Evernoteに今回の滞在中の必要情報や書類をまとめてアップしていたことは役立ちました。

重要な情報はとにかく写真を撮ったり、すぐにアクセスできるような状態にしておくと、何かあったときにすぐ確認することができます。

 

後日談

帰国後すぐにかかりつけの耳鼻咽喉科で診てもらいました。

耳の状態はだいぶ良くなっていました。

処方されたお薬を確認してもらったのですが、そのまま飲み続けるように言われました。

ボホールの病院の先生の診断と処方箋は日本の医師からみても適切だったようです!

あとは落ち着いたら保険会社に医療費請求を行う予定ですが、領収書を見たらかなり適当、、、

大した額ではないので認められなかったとしたら諦めます笑

 

最後に

今回はりぃ子に大変辛い思いをさせてしまい、母親としての判断ミスを痛感しました。

もっと早く、セブに滞在している間に受診させていたら、ここまで大変なことにはならなかったかもしれません。

いつかフィリピンに住めたら、、、と思っていたけど、それは今回のような不安や苦労も同時に引き受ける覚悟が必要になるということだと実感しました。

 

また、日本語が通じない環境で子供の容態を詳しく正確に伝えたり、お医者さんの診断や指示を理解することに苦労しましたが、振り返ってみるとフィリピンという英語が非常に通じやすい環境だったのはラッキーだったと思います。

ホテルとのやりとり、タクシーやトライシクルでの移動、病院の職員やお医者さんとのやりとり、すべて英語でできましたから。

これが、英語があまり通じない国だったらもっと苦労したでしょう。

いずれにせよ、海外では日本にいるとき以上に子供の様子に気を配り、何かあったときにすぐに対応できるよう事前に策を練っておく必要性を痛感しました。

このブログ記事を書いた人
モモシロ
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