10歳と7歳の子供を連れて、2023年6月にフィリピンネグロス島の「サンボアンギータ」の語学学校「DETi」に4回目(DETiは2回目)のフィリピン親子留学をしました。
DETi親子留学の詳細
留学先:フィリピン ネグロス島サンボアンギータ
留学期間: 2週間
留学した人: 小5娘、小1息子、母親
留学の目的: 子供は英語レッスン、私は留学&仕事として語学学校の偵察と打ち合わせを兼ねて
自然に囲まれたネグロス島の日本人オーナーの語学学校DETi(1週間から留学OK)についてはこちらで紹介しています。
2019年のDETi留学体験記はこちら
留学先の語学学校の窓からの景色
留学先の語学学校に到着した翌朝。5時くらいに目が覚めました(日本時間6時)。
窓を開けてバルコニーに出てみると、ちょうど空の色が変わり始めていてとてもきれいで気持ちのいい時間でした。ニワトリの鳴き声が結構うるさかったけど。
DETiのお部屋の中で唯一の2階の部屋なのですが、この景色が見れるのは一番のメリットですね。
留学先語学学校の朝ごはん
レッスンまでの時間に、朝ごはんを済ませます。下に降りていくとフルーツやパンなどが用意されているので各自席について食べます。
ココは、このトースターに大喜び(大好きなトムとジェリーで見ていたから)。
前回2歳でDETiに来たのでほとんど記憶がないと思っていたのだけど、「あの電子レンジはくるくる回るやつでしょ」とか、冷蔵庫がどうとか、前回の記憶がよみがえってきたみたいです。
たぶん本人にとっても、非日常な体験として記憶にのこっていたんでしょうね。
テーブル中央のフルーツは各自取って食べるスタイルなんですが、大好きなブドウを見つけて他の人の分のことを考えずにたくさん食べてしまったココ。
ダメだよ、と注意したんだけどまったく意に介さずヘラヘラ笑いながら食べ続けました。
私はこの他の人のことを考えない行動に頭にきたんだけど、今考えるとこの出来事が、子供に関して新たな気づきとなる第一歩でした。
留学生活では家族以外の人との関わりが濃くなります。留学を通して集団行動での子供の言動を客観的に観察することができて、その中で子供の特性をああそういうことだったんだ、と気が付くきっかけになった気がします。
そうやって、家族という小さくて閉ざされた枠の中ではわからなかった子供自身の発見ができたことは、なかなか貴重な経験だったと今では思います。
語学学校のシステムで以前と変わっていたことは以下になります。
- 朝食に卵料理なし(卵を自分で調理するスタイルではなくなっていた
- お皿洗い不要
- お洗濯サービスが付いていた
以前は自分たちが食べたあとの食器は自分たちで洗うことになっていましたが、流しに置いておくだけになっていました。スタッフが洗ってくれるのですが、手間が省けてありがたいのですが、ちょっと申し訳ない気持ちになりました。
そして、お洗濯もレッスンの合間に自分たちでやっていたのが、週に3回洗濯して畳んでくれることになりました。これもありがたい!
フィリピン語学学校初日オリエンテーション
朝ごはんを食べて一息ついたら午前のレッスンスタートです。
学校初日だったので、1コマ目は子供たちのオリエンテーション。この週入学したのは私たちだけだったので、うちの子2人だけ。
春菜さん(校長先生)が学校での過ごし方や滞在中のルールについて、子供にわかりやすいように説明してくれました。たとえばトイレに紙を流してはいけないこととか、大人がいないときに他のご家族の部屋に入ってはいけないこととか。
学校としてある程度のルールを設けてくれているのはとても助かります。
オリエンテーションが終わったら、その後は英語のレッスンに入ります。キッズルームに行って担任の先生に挨拶、そして自己紹介をしていました。
今見返すとちょっと緊張していてぎこちない感じでしたが、その後先生にもすぐ打ち解けました。私はここまで見届けて退散。
私のオリエンテーションは2コマ目。大人向けのオリエンテーションを受けてお昼までは自由時間になりました。
午後レッスンの様子
午前のレッスンが終わったら昼食タイム。親の食事になるまで先生が子供に付き添ってくれます。
今日のお昼ご飯はこちらでした。
左上はナス。右のおかずは豚肉。カレーっぽい味つけでした。他の語学学校と比べて手が込んでいるしお野菜も多いです。シェフが変わっていましたが、この点は変わらずです。
学校の食事が子供の口に合うかどうかは行ってみないとわからない部分もあるのですが、フィリピン人が作るので基本的には家庭的なフィリピン料理です。
お昼のレッスンは絵本読み聞かせからスタート
午後の子供たちのレッスンは少し早くスタートします。毎日、先生による絵本の読み聞かせから始まります。このソファにごろんと寝転がっている子もいて、リラックスしてお話を楽しんでいました。
ただ本を読むだけではなく、時折子供に質問をしたりして、対話しながらの読み聞かせタイムです。
前回はなかったんですが、子供たちみんなでお話を楽しむ時間いいなと思いました。
午後のレッスン(大人)
私のレッスンは1日2コマ。今日の2コマ目は「Icebreaking」(マンツーマン)でした。何をやるのかなと思っていたら、初日なので先生と打ち解けるためのレッスンという感じで、お互いに自己紹介をしたり、雑談をしたりしたあと、英語の早口言葉をいくつか言ってみたりしました。
そして先生との会話の中で、前回留学した時の先生はみんないなくなってしまったということがわかりました。残っているのはマネージャーのマベル、あとお掃除のスタッフも見覚えがあったので同じ方だと思います。
そのほかの先生はコロナ渦に別の仕事を見つけて辞めてしまったそうです。聞いてみたところココがお世話になったベビーシッターさんも今はいないそうです。コロナ挟んで4年の歳月がたってますからね。
会えると思っていた先生に会えないのは残念でしたが、離れた先生も学校のイベントの時は顔を出したり、ちょいちょい学校に来ているそうです。
一抹の寂しさを感じながらそんな話をしていたら、学校の門を開けて入ってきたのが、前回娘がお世話になったジェリー先生!!!なつかしさがこみ上げて勝手にテンションが上がる私!
「あーあなたのこと覚えてる!お嬢さんいたよね」と言ってくれて、りぃ子がレッスンを受けているプールのほうに行ってくれたみたい。りぃ子喜ぶだろうな。
その後、学校の周りをお散歩しましょうと言われて学校の外に出ました。学校の裏手に川がありましたが、こっちのほう、私は初めて来ました!
川があるのも知らなかった。そしてこの川沿いに歩いていくと海に出ました。
人がほとんどいなくて気持ちいい。こんなに暑くなければずっとぼーっとしいたいくらい。
しかし身体がまだ暑さに慣れていないのもあって相当暑かった!焼けつくような暑さでした。
フィリピン留学ならではのスイミングレッスン
子供たちの最後のレッスンはプール遊びでした。私が自分のレッスンを終えてプールに行くと、もう終わっていて遊んでいました(私がいなかったのでAさんが見ていてくれました)。
ココはまだ泳ぎが上手ではないので、足が着かないところがあるし、アームリングは外しちゃだめだよ!と言いました。初日はヒヤヒヤしながら見守っていたのですが、ココは滞在中にリングなしでどんどん泳げるようになっていきました。
プールの足が着かない場所に沈んでしまった玩具を、何とか取ろうとできるまであきらめず何度も潜って挑戦していました。こんな姿、日本では見られなかったよ。環境で子供は変わるんだということを実感。
語学学校の夕食
夕食はお魚でした。カラマンシー(スダチのような柑橘)とバターのソースが酸味があっておいしい。上は空心菜。
あとデザートに出てきたレチェフラン(硬めのプリン)。ハート型になっていてみんなに好評でした!
部屋に戻って寝る前にお勉強タイムです。最初は来る予定のなかったりぃ子ですので、お勉強はしっかりやる約束で来ていました。
自主学習でフィリピンの生活を報告する!とその日の出来事をしっかり記録していました。
約束通り自主的に学習に取り組んでいて偉いです。このときはまだ。
自分からちゃんとお勉強したのはこの日が最後でした。